開館15周年記念特別展示 北の国からやってきた深海魚『アバチャン』の初展示
2016年04月29日
開館15周年記念特別展示 北の国からやってきた深海魚『アバチャン』初展示
長崎ペンギン水族館は、おかげさまで平成28年4月22日に開館より15周年を迎えることができました。
そこで、当館のオリジナルマスコットキャラクターの「アバちゃん」にちなんで、北の深海魚で希少種の「アバチャン」の展示をはじめました。
「アバチャン」は、水深35~700mまで生息する深海魚で、やわらかい寒天質の体をしているため、生きたままの捕獲が難しく、展示例も少ない珍しい魚です。
この度、福島県の水族館「ふくしま海洋科学館」の協力により、国内初の人工受精に成功した貴重な個体を譲り受けて、九州初、また当館初の展示が実現いたしました。
多くの皆様に当館のオリジナルマスコットキャラクターの「アバちゃん」に親しんでもらうと同時に、北の海から網場(アバ)にやってきた深海魚の「アバチャン」にも会いにきてくださいね!!
▲アバチャン(クサウオ科) 全長:約20㎝
ふくしま海洋科学館は、2007年よりアバチャンの飼育展示を開始し、2013年に国内ではじめて繁殖に成功したとして「繁殖賞」を受賞しました。
※『繁殖賞』 ・・・・公益社団法人 日本動物園水族館協会が希少野生動物の繁殖技術の向上に資することを目的として、我が国最初の繁殖例であったことが認められた場合に表彰される名誉ある賞
▲当館のオリジナルマスコットキャラクター「アバちゃん」
長崎ペンギン水族館の目の前に広がる網場湾からネーミングをとった水族館オリジナルのマスコットキャラクター。
平成27年7月より長崎市観光大使にもなり、長崎と水族館のPR活動をしています。
好きな言葉は「年中夢求」♪
<お問合せ>
長崎ペンギン水族館
(095)838-3131