ここがスゴイ!

伝えたいこと

21世紀を担う子どもたちに、「自然と人の共生」について考えるきっかけづくりの場となって欲しいとの願いを込め、 自然を学ぶ施設として「長崎ペンギン水族館」を建設しました。

ペンギンは地球規模で、自然環境の良否を計る目安としての指標生物の代表的な生き物といわれています。
私たちはこの自然環境の指標生物であるペンギンについて、さらに、その生態を研究し、皆さんに公開していきます。
そして、愛らしいペンギンや魚たちを間近に見て、触れて、遊んで自然の神秘を五感で感じて下さい。

また、自然体験ゾーンの小川、池、湿地、森、草地、海浜の中では、昆虫や魚介類、植物など多様な生き物が自然界の食物連鎖環境のなかで、必死に生きています。
この自然の中で、風、光、すべてに五感を解放してみて下さい。
そして「長崎ペンギン水族館」でたくさんの感動を味わって下さい。

なぜ長崎にペンギン?

長崎ペンギン水族館の前身である長崎水族館とペンギンの出会いは、クジラと深く関わっています。

昭和34年、南氷洋でクジラを捕っていた捕鯨船に運ばれてヒゲペンギンが4羽やってきました。
江戸時代から全国有数の捕鯨基地であった長崎県らしい出会いです。

そして平成10年に閉館するまで、長崎水族館では、のべ11種類のペンギンを飼育してきました。

長崎水族館閉館後、長崎市民やペンギンファンの願いもあり、体験型水族館として平成13年に長崎ペンギン水族館がオープン。
7種120羽のペンギンたちはみんなで新居におひっこし。
より充実した環境の中、新しい中も増え、今では9種180羽の大所帯になりました。

ペンギンに特化した水族館

地球上に生息するペンギンの種類は18種類。そのうち9種類が長崎ペンギン水族館で飼育されています。

ペンギンは種類ごとにそれぞれ強い個性を持っています。
長崎ペンギン水族館では個性的なペンギンを一同に観察できるのです。

繁殖に成功した種類数でも日本屈指の水族館

長崎ペンギン水族館は前身である旧長崎水族館時代から日本でもペンギンの繁殖の先駆けとして知られ、 繁殖技術や飼育技術は、海外の文献に「長崎方式」として紹介されました。

現在までに6種類のペンギンの繁殖に成功しています。

また、この水族館には現在約170羽のペンギンがいますが、約7割が長崎で繁殖したペンギンなのです。

世界最大級の淡水魚プラー・ブック(メコンオオナマズ)

プラー・ブック(メコンオオナマズ)は、メコン河のみに生息し、成長すると全長3m、体重300kgに達する世界最大級の淡水魚です。

巨大で生息数も非常に少なく、その生態は謎に包まれているので、タイにはこの魚にまつわるさまざまな伝承があります。

このプラー・ブックは1992年7月、タイ国政府から学術研究と国際親善を目的として長崎市に寄贈されました。
神の使いプラー・ブックの展示は、日本国内は2ヵ所のみで非常に珍しいものです。

世界でもっとも長生きしたペンギン『ぎん吉』です。

キングペンギンの『ぎん吉』(ぎんきち)は、世界最長飼育記録を更新中でしたが、残念ながら2002年2月11日に他界しました。飼育期間 39年9か月15日で世界最長でした。

ペンギンの平均的な寿命は約20年といわれていますので、人間にたとえれば100歳ははるかに超えていることになります。

『ぎん吉』は現在剥製にし、展示しています。

人間と自然が一緒に作るビオトープ

第1駐車場から水族館までの遊歩道は、長崎の昔ながらの里山を再現したビオトープ。

10年以上の歳月をかけて、水族館スタッフと来館者で少しずつ作ってきたビオトープは、小さいながらも田んぼや小川、池など自然の要素がぎっしり。

長崎市観光大使アバちゃんとヒミちゃん

お名前 アバちゃん
出 身 長崎市網場(アバ)町
所 属 長崎ペンギン水族館/長崎市観光大使
特 技 水泳
将来の夢 空を飛ぶこと
好きな食べ物 長崎のお魚
好きな言葉 年中夢求
お名前 ヒミちゃん
出 身 長崎市日見(ヒミ)地区
所 属 長崎ペンギン水族館/長崎市観光大使
特 技 カヤック
将来の夢 南極に行くこと
好きな食べ物 長崎のかまぼこ
好きな言葉 年中夢中
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