ニホンベニクラゲを展示中
2019年09月10日
ニホンベニクラゲの展示をはじめました!
メコンオオナマズ水槽の前に特設水槽を設置して展示中です♫
ニホンベニクラゲは、『若返り』をすることで有名な少し変わったクラゲです。
今まで日本で見られるベニクラゲたちは、北日本型・南日本型と呼ばれていましたが、
近年、南日本型のベニクラゲに「ニホンベニクラゲ」という和名がつけられました。
大きさは、5mmほどの小さいクラゲで傘の中央がオレンジ色です。
とても小さくピョコピョコと水中を泳ぎ回る、可愛らしいクラゲです。
一般的にクラゲは死後、そのまま消え失せてしまいます。しかし、ニホンベニクラゲは、ストレスなどを
感じて死んでいくとクラゲ(展示中の姿)から肉団子の様な状態を経てポリプの姿に戻り、その後、
クラゲへと姿を変えていきます。
身近な生きもので説明すると、チョウがイモムシに戻って、再びチョウへと変わっていく感じをイメージしていただければと思います^^
そのような不思議な特徴を持つことから『若返り』をするクラゲ、『不老不死』のクラゲ (これは言いすぎですかね^^;) などと言われています。
この特徴はのメカニズムが分かれば、私たちヒトの病気や延命やアンチエイジングなどに応用できる時が来るかもしれませんね♫
ニホンベニクラゲを見ているだけでは若返りませんが、
リラックスしていると触手をピンと伸ばしている姿は、とてもキレイで癒やされます♫
展示期間は短くなっていまう可能性が高いので、早めに見に来てくださいね☆彡
■お問い合わせ
長崎ペンギン水族館
095-838-3131