飼育日誌/observation diary

フンボルトペンギン給餌中のポジション‼

2021年11月01日

長崎ペンギン水族館では、ペンギン1羽1羽がどれだけ食べたかをチェックするため陸上でエサをあげています。また、飼育員が飼育場を移動してペンギンが追いかけるという形を取っており、ペンギンの運動も兼ねています。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。▲飼育員を追いかけながらエサを食べるフンボルトペンギン

しかし、当館で暮らすフンボルトペンギンは64羽という大集団なためエサの取り合いになってしまいます。そのため、飼育員を追いかけるだけではお腹いっぱいにエサを食べられないので、ペンギンたちは飼育員からエサをもらえるように工夫をしています。

その方法は、エサを持った飼育員が通る近くの岩の上などのポジションでエサ待ちをします。エサを待っているペンギンたちはじっと飼育員を見つめたり、鳴いたりしてアピールをします。また個体ごとにポジションが違っており、決まった個体がそのポジションでエサを待っている様子を観察することができます。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。▲岩の上でエサを待つフンボルトペンギン

来館された際に、フンボルトペンギンのエサやりを見るときは飼育員を追いかけているペンギンだけではなく、少し離れたところでエサ待ちをしているペンギンにも注目してみてください。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。▲赤い輪の所でエサ待ちをします

 

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