ヒナ祭り！

2022年03月01日

3月3日の雛祭りが近くなりましたが、当館では一足早くヒナ祭りが始まりました！

過去のブログでもお知らせしましたが、11月中旬にケープペンギンのヒナが2羽誕生しました！その後は12月にフンボルトペンギンのヒナが1羽、別のペアのケープペンギンのヒナが1羽誕生し、合計4羽のヒナが誕生しました。まさにヒナ祭りの真っ最中のペンギン水族館！今回はそのヒナたちの現在の姿を紹介していきます！

まずは以前ブログで紹介した11月中旬生まれのケープペンギンのヒナたちです！以前紹介した12月中旬の時点で1羽のヒナは親鳥が育てていましたが、途中からスタッフが親代わりに育て2羽が一緒に成長しています。当時の体重は1㎏程でした。ですが2か月程経過してどちらも体重が約2キロ近く増えて今は3㎏になりました！体の大きさも成鳥（大人のペンギン）とほとんど変わらない位になっています。食べている餌も少し変わっています。当時は1㎝程のアジの切り身を与えていましたが、現在は切り身ではなく背鰭と尾鰭を落とした一本のアジを与えています。このように成鳥が食べているアジと同じものを食べられるように少しずつ餌を切り替えていきます。また、姿も段々と変わってきています。ヒナの頃は「綿羽（めんう）」と呼ばれるフワフワとした羽が密集して生えていますが、成長するにつれて綿羽が抜け落ちて「正羽（せいう）」と呼ばれる成鳥と同じ羽に生え変わります。ですが、1年程の間は成鳥とは違う模様です。この成長段階を「幼鳥（ようちょう）」と呼びます。今では羽の生え変わりが進み、幼鳥に近づいています！