ジェンツーペンギンの繁殖期(抱卵編)
2020年07月18日
ジェンツーペンギンの繁殖期(抱卵編)
突然ですが、「抱卵」とはなんでしょうか?
読み方は「ほうらん」です。
読んで字のごとく、卵を抱きます。
つまり、卵を温めることです!
ということで、今回はジェンツーペンギンの卵を温めるお話しです。
ペンギンたちは卵を温めるときは、お腹に羽が生えていない(皮膚が出ている)場所があります。
これを「抱卵斑(ほうらんはん)」といいます。
抱卵斑は普段は閉じていて見えないのですが、卵を温めるときは、この抱卵斑を開いて
卵に自分の熱が直接伝わるようにします。
そのため、巣を作るジェンツーペンギンたちは、卵を温めるときはうつ伏せになっています。
卵を温めるのは、オスとメスとで交代します。
交代の頻度はペアによって異なりますが、おおよそ半日~2日程度で交代します。
卵を温めていないときは泳ぎに行ってリフレッシュしたり、エサの時間になれば走って飼育員のところにやってきます。
それ以外では巣の近くにいて、近づいてくる他のペンギンを威嚇して巣を守っていたりもします。
どんなことをしているのか、ぜひ観察してみてくださいね!
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